Festival of Flight
2013/04/25 11:00
内容: | カテゴリー:古代
歴史的にみて生物の進化、特に哺乳類の進化は、飢餓との闘争でした。 微生物から始まる食物連鎖のつながりは、種への自然淘汰と遺伝子の突然変異の「ふるい」そのものだったのです。 ホモ・サピエンスが文明を築き上げ社会生活の能力を身につける過程でも、種の中での優位性の確立が闘争の一層激しさを増幅させ、弱者には常に飢えがつきまとったのです。 その必要以上な支配と搾取は人間特有のものであり、生命維持に必要な糖質、脂質の不足だけではなく、本来摂取できるであろうビタミンやミネラルの欠乏症を引き起こすことにもなりました。 現代の経済活動においても、不当な労働の搾取や過剰なストレスや欲望のコントロールなど、個人が背負うべきもの以上の負担が栄養の偏りを生んでいます。
人類が経験してきた栄養素の欠乏症はいくつか存在します。 狩猟をして肉を食していた最初の原始の頃が最も厳しく、脂質・たんぱく質・ビタミンなど様々な栄養素が不足していたと考えられます。 脂質・たんぱく質は人の代謝で消費され、短期間で補わなければならない最重要物質なので、栄養失調=死が直結していたことでしょう。 その後農耕や家畜の発達は猟や漁の進化によって、基本的なエネルギーの供給が安定してくると、ビタミンやミネラルの不足による免疫力の低下や塩分の不足による循環器系の障害が顕著になったでしょう。 特殊な環境では、大航海時代に船乗りが遠出をする際には食材の長期保存の問題から、ビタミンCが著しく不足し、正常な代謝ができなくなり出血と共に死に至る壊血病が問題になりました。 また、江戸時代の武士の間では精米された白米を食べる習慣が広まり、糠にふくまれるビタミンB1の不足から脚気と呼ばれる神経障害や心不全が大流行しました。 大正時代にも同様の現象が広まっており、対策として蕎麦や副食に肉を食べることなどが推奨されました。
トンガやサモアなどのミクロネシア系の人達では、イモ類や魚という偏食が強く、遺伝的に特殊な腸内細菌を保有することで不足した栄養素を補うことができるようです。 そのように人は環境に合わせた合理化も行ってきたようですが、異常な食欲をコントロールできない脳機能の障害や必要以上のエネルギーを生成してしまう過度な肥満など新しい問題も発生しているようです。 最近では植物や果物に多く含まれる葉酸の不足が懸念されており、欠乏症に陥ると血液の生成が阻害され貧血を誘発します。 特に深刻なのが妊娠期の母親が葉酸の欠乏症となると、猛烈なスピードで発達を続けている胎児の発達障害を招く恐れがあると言われています。 サプリメントが多く作られている今では、葉酸のサプリメントも多く販売されているので、妊娠中の方は摂取されることをお勧めします。 インターネットの葉酸の通販サイトや通信販売情報雑誌でも簡単に入手することができます。 食生活が欧米化し、少子化が叫ばれる日本ならではの着目点かもしれませんが、広く社会的に新しい命を守る情報を共有していきたいですね。
内容: | カテゴリー:現代
昨今の領有権の問題や、マクロ経済の中において、日本の近代誌を語る上で最も重要なことは日米関係だろう。 江戸の幕末期に黒船が来航してから、日本の近代化と急速な経済発展は太平洋を隔てた大国アメリカあっての偉業であろう。 世界の植民地政策の末期にアメリカが日本を植民地化するのではなく、開国を要求したのには兼ね多くの要素が絡んでいるが、日本が持つ独特の文化を尊重せざるを得ない理由があったものと推察できる。 日本の帝国主義時代にはその逸脱した路線を修正されこそしたが、依然国家の尊厳と精神性、文化は重んじられ守られてきた。 その核となるのは私の思うところでは、それは日本独特の神道という概念が世界でも非常に希有な哲学であり、そこから生まれ出でた文化はあらゆる文化圏の人にとって独特の親近感を感じるというものだ。 他者を排さず其処に居るものが強調して万事を成す。 闘争と征服の歴史を歩んだ世界の文化からは遠く、その考え方は肌の色を選ばず人類の進化に役立つとさぞ訴え掛けることだろう。
アメリカもまた他民族が融和して成り立つ国であり、様々な人種と宗教観が入り乱れている。 実際に政治や金融の中枢で利権を握るものは白人至上の偏りがあったのかもしれないが、時代の流れと共にその偏見や迫害の問題も希薄化しているのは間違いない。 多用な文化が生み出した世界一の大国と其れを追従していた日本が手を組み強調路線をひた走ることは、非常に有益な相互依存を生み出している。 生活水準の底上げと国際協調によってその間に入るものや、それを取って変えようというものが現れても、今以上に同調を強化する必要があるのだろう。
保守的な考え方をする人の中には欧米化によって日本の文化と尊厳が奪われたと主張する人がいるが、そもそも敗戦した日本がポツダム宣言による無条件降伏を受け入れてより いかな文化と尊厳を持ち合わせていたのかやや認識が浅いように思える。 では、侵略戦争でなくとも欧米支配からの脱却を謳った大東亜戦争であろうと、それを正当化しそれが実現し得たのであれば本望であろうか。 また戦争は犯罪であるが文化は尊重されるべきであると唱える人は、文化が如何様にして成立するのか認識する必要があるように感じる。
どのような状況であろうとも現況を見極め最善を模索し、妥当路線を徹底して実行することが政府に求められている。 またそれは無意識に日本国民が幸福論を既定しており、実現が可能であると感じ取っているからであろう。
内容: | カテゴリー:現代
歴史とはなんだろうか? 小学生の頃そんな疑問をもった自分は当時担任の先生に質問を投げかけてみたことがある。 そこで返って来た答えは、次のようなものだった。 「過去の過ちを繰り返さないためのもの」
当時の自分にとっては完全に納得のいく答えではなかったのであろうが、それなりに納得のいく答えのように思えた。 しかし同時に、その答えはほんの断片的なものでしかなく、もっと大きな大切な「何か」を感じていたのだろう。
人類の歴史においてその大部分が闘争の歴史であり、統治するものと支配されるものの交代の記録である。 歴史や歴史上の人物を正確に評価し、過ちを犯さないためであるなら 「戦争は悪である」 とだけ言い切ってしまえば全て片付き、わざわざ歴史を学ぶ必要もない。
そもそも歴史とは人類に定められた闘争を否定するものではなく、 「如何にすれば有効な手段で競争を勝ち抜き、子孫繁栄に役立つか」 を学ぶためのものだ。 幸福な家庭を築いたところで、競い合う世界との関わりを断絶できる訳もない。 その絶対的なパワーバランスを知ることこそ、現代において歴史が価値となりうる要素だろう。
自分は長い闘争の歴史と、そこで今を生きた人たちの熱い思いを解し より有用で分かち合うべき記録を、広く共有していきたい。
2013/01/26 14:23
内容: | カテゴリー:現代
以前気になる調査結果があった。 アメリカで毎年行われる「最も尊敬する人」の調査だ。 米国のギャラップという会社が行っている調査だが、この企業は世界30カ国に拠点を置き、様々な世論調査を行っている。 世論調査の先駆け的な企業であり、その調査内容に対する評価は極めて信頼のおけるものだといえる。 恒例のように男性部門は毎年大統領が選ばれているのだが、オバマ大統領は当選より4年連続の首位となった。 アメリカ初の黒人大統領ということもあり、当選初年の得票率の32%から下落傾向にあったものの、根強い尊敬を集めているのは再選を果たした今では当然の結果だろう。
そして注目すべきは女性でトップにたったヒラリー・クリントンだ。 尊敬されうる女性は多数存在するであろうアメリカで、軒並みライバルを蹴落とし2位と10%以上の得票率を離し、堂々の首位を獲得している。 後から知った事実だが、なんと10年間も連続で首位をキープしているのだ。 一方日本では、先日東北大が行ったインターネット調査で「初の女性首相」の問いに対し、 7割近い回答者が「適任者なし」と答えたそうだ。 これは女性の社会進出の度合いによるものではなく、その社会や文化が培った女性観に依るところが大きいのではないだろうか。 けっして優秀な女性が少ないわけでもないし、男性が女性を抑えつけている訳でもない。 それが日本にとって自然な形なのではないかと思う。
では米国民にとって何をもってヒラリー・クリントンを持ち上げているのか。 それはきっと、その男勝りの負けん気の強さだろう。 米国の女性の多くが結婚後伝統的に夫の姓を使用するのに対し、ヒラリーは一貫して旧姓込みの名前を使用している。 第42代アメリカ合衆国大統領となる以前の若いビル・クリントンと結婚した後どころか、大統領選に参戦した時でさえ「ヒラリー」を最前面に押し出し奮起した。 そのようなところも、若い頃から政治ボランティアの活動を通して学んだ彼女なりの知恵と勇気の表れなのだろう。 また一貫した児童福祉、医療保険改革に最重点をおいた、強者に媚びないリベラルな思想によって、長期に渡り女性層や都市部の非白人層からの厚い尊敬を受けているのであろう。
日本にはそれだけの経歴を備えた女性政治家はいないが、それと同様に振舞える女性は以外と多いのではないだろうか。 国を背負うのは政治家であり人であるが、それを文化や歴史の上で行ってきたのが日本人の美徳かもしれない。 渇望されるのはそんな不安や余計な思案を考える余地を持たせない、時代に合った立派な男性のリーダーなのであろう。 それこそアメリカでいうのであれば、バラク・オバマのような人物なのかもしれない。
2013/01/03 12:32
内容: | カテゴリー:未来
あけましておめでとうございます。 またひとつ年を越え、西暦2013年になりました。 去年も様々なことがあり、各先進国でトップが入れ替わる選挙が行われるなど、新たな時代への幕開けを感じさせられました。 やはり人間の文明はこれまで様々な発明と共に著しい進歩を遂げてきましたが、ここ数年で行われたIT革命という波は歴史を越えたうねりを見せ始めています。 アラブの春など中東で起こった革命運動だけでは留まらず、今後は宗教の改革、市場主義一辺倒な社会の改革へと進んで行くでしょう。 その中で不必要なものは壊され、新しい共存共生に必要なカタチがつくられることでしょう。
去年おきた2つの忘れそうな出来事をご紹介したいと思います。 一つはインドのカースト制によるレイプの問題です。 インドでは現代で最も厳しい身分制度が残る国です。 日常的に起きる異常な事件は年間2万4600件に上り、国の歪さを数字だけでも伺うことができます。 首都圏近郊の小さな村で、最下層ダリットの16歳の少女が複数の男にレイプされ、その父親は殺虫剤を飲んで自殺したという事件が9月に起き、それを継起に多数の反体制デモが起きました。 それは一生物である人類が、とても長い時間かかえてきた、最も深刻な問題です。 人の尊厳が、宗教や資産を超えて向かえ入れられる日が来るのは、そう遠くないはずです。
もう一つは11月に行われた国連総会で、イスラエルのパレスチナ自治区の格上げされたことです。 キリスト教とイスラム教とユダヤ教がひしめき合うこの地域は、歴史と神が対立し続けた土地です。 現代、近代兵器による大量殺人が容易になった時代に、人の話合いで平和を導く大きな一歩となったのは間違いありません。 オブザーバーとしての資格が「組織」から「ノンメンバー国家」になったところで、実質の支配構造や権限が変わることはなにもありません。 しかしながら、世界の人類は「戦争よりも論争を選ぶ」と明確にしめしたのです。 それは武力でも資金力でもない、言論と思想を最も尊重する革命的な歩みなのです。
まったく話は変わりますが、友人に勧められて使っている石鹸を紹介したいと思います。 なんでも人体に有害な可能性のある成分が使われていない石鹸だそうで、無添加石鹸というらしいです。 半信半疑ながら使っていますが、泡立ちがよく心配がないということで使い続けています。 石鹸についても詳しく紹介されているので無添加石鹸ランキングなど様々な情報をみて、一度使ってみてはいかがでしょうか?
2012/10/30 17:29
内容: | カテゴリー:現代
新しく整理しておきたいのは、日本がWWII敗戦時に適用されたポツダム宣言と前身のカイロ宣言である。 その中ではどうやら北海道、本州、四国、九州のみが日本帰属の領土であると明言されているらしい。 そして、その他の多数の関連する島々は国際協調の中で再訂していくとされている。 時の玄葉外務大臣は尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「中国が領有権の主張を始めたのは1970年代に入ってからだ。60年に中国で発行された地図には日本の領土であると書いている」と述べ、中国の領有権主張に反論している。 そもそもの中国側の主張は、清の時代から数百年に渡って支配がなされており、それが大戦時に日本に略奪されたというものだ。 やはり双方だけの意見を述べ合っても平行線しか見えない。
WWIIの戦後処理はアメリカやイギリスを中心に、国際社会の中で確定されていったものである。 よってこの問題に関しても当事者同士の解決はそもそも成立せず、事は国際社会の裁定に委ねられるところへ来ているのは間違いない。 アメリカが発する「当事者同士の冷静な解決を求める」といった類の話も当然道理が通らない。 なにしろアメリカは戦後日本の処理を自ら行っていたのだから。 古くから固有の領土とお互いが主張を行い、戦争によって領有権が白紙に戻って、国際機関がそれを定めると決まったのであれば最後まで決めるのが責任というものであろう。
しかしながらこの数ヶ月で中国の世論も変化しているらしい。 中国政府の「日本の対中依存度の方が高いので、経済制裁で大きな打撃を受けるのは日本だ」という主張に矛盾が生じ、「製造業における中核部品や原材料が輸入できず、中国の受ける打撃の方がむしろ大きい」という風がふいているそうだ。 もとから政府に対する鬱憤晴らしの様相が大きいと言われてはいたが、熱しやすく覚めやすい漢民族が冷静さをとりもどしてきたらしい。 幼稚園で先生に怒られた乱暴ものが疲れて静かになった。 民間によるインターネットで行われた日中間の関係調査では、2011年半ばは「非常に悪い」と答えた人が4.3%しかいなかったものが、2012年9月には49.1%にも膨らみ、現在では40%以下まで下がっているということだ。 冷静になり国際社会でのポジションを自覚し始めると、ネット上では「やはり日本のサービスはすばらしい」、「実際のところ、日本は中国よりもずっと安全だ」、「日本を羨ましく思う」といったコメントが増えた。
ただ熱し冷めただけなのか、自らの立場を再認識したのか、追い込まれた故の進化なのかは判断できない。 しかし中国は自国の継続した経済成長には、日本の技術と思想文化が必要不可欠であると感じている。 大きな問題を抱えつつも、今後は以前以上緊密な交流、貿易が加速する予感がする。 やはり、地域や人種による親近感や宗教色は、どんなに嫌でも拭えない最強の協調力をもっているのではないだろうか。
2012/10/30 17:29
内容: | カテゴリー:現代
中国の尖閣諸島領有権主張問題は国際世論を巻き込み、国連総会などあらゆるところで話の種になっているようだ。 主張内容は「14、5世紀に中国が発見し大戦時に日本が盗み取った」ということらしく、再び日本がファシズム体制に移行することを恐れているようだ。 現在の正解の国境は殆どが戦争によって仕切られたものなので、過去の話をし出すととてもじゃないがキリがない。 アメリカに続きEUの外相も発言しているように、両政府は冷静になって平和的かつ協調的に問題の解消へ向かうべきであろう。 暴力や領海侵犯に訴える中国が稚拙であることは事実であり、国際世論の非難も必死ではあるが、相手が日本という類稀なるアジアの先進国であり、前大戦の主導国であり敗戦国であるので、あらゆる思惑も入り乱れているのが現実のようだ。
日韓で問題となっている竹島はかなり様相が違ってくる。 問題となるのが第二次大戦後に連合軍と日本が結んだサンフランシスコ講和条約なのだが、この中で日本が領有権を放棄したのは鬱陵島、済州島及び巨文島である。 条約作成中に韓国の竹島放棄要請を連合軍が聞き入れなかった事実もあるようで、この際時の韓国大統領である李承晩が一方的な軍事境界線を設定し竹島を現在まで実効支配してきた。 竹島は岩肌が露出した人の住み着くような環境ではない為、実効支配の意義も曖昧ではあるが、日本領土より韓国領の鬱陵島の方が距離も近いため優位性が高いと思われる。 韓国の李明博大統領が竹島に上陸し日本への批判声明を上げたことも問題を拡大させたが、日韓両国民は冷静に国益と政治家生命を冷静に批判することで論争からの拡大を抑制できているのであろう。 韓国では歴代の大統領が全て政治汚職や暗殺により政権を追われている為、任期が終盤に差し掛かった李明博大統領の国内情勢を意識したパフォーマンスも同情の余地があったのかもしれない。
いずれにせよ、日中と日韓の関係はそれぞれ似て異なるものであり、長期的な日本の歩むべき道筋を立てて外交を行うべきであると考える。
2012/10/17 16:03
内容: | カテゴリー:未来
先日とても興味をそそられるニュースがあったのでご紹介したいと思う。 アメリカの西部ニューメキシコ州のロズウェルでスカイダイビングで前人未到の記録をつくったというものだ。 飛んだのはオーストラリアの元軍人で、フェリックス・バウムガートナーさん(43)現在はプロのスカイダイバーだ。 何をスカイダイビングごときで大袈裟にと思うかもしれないが、凄いのはその高さと落下速度にある。 その高さは成層圏の中程に達し、3万9044メートルにも達した。
我々が暮らす対流圏の上にある成層圏に達すると、生物が存続しえないあらゆる障害が起きる。 まず気圧の下降による沸点の上昇によって、体中の血液どころか体細胞の水分までもが瞬く間に沸騰する。 対流圏の終わりには-70℃ほどまで気温が下がり、数十秒で凍りつく。 成層圏の下層を越えるとオゾンの層まで飛び越えるため、太陽からの容赦ない紫外線によりDNAに深刻なダメージを与える。 何よりも気圧がないので体表面や内臓が外に引っ張られ膨張し破裂する。 気圧がないので空気が吸えない。
それを抑え込むのがプレッシャースーツという宇宙服で、人間が生命を維持できるだけの気圧と酸素供給を可能にする。 また人間を無事に超高高度まで送り届けるために、凄まじい膨張力に耐えうる宇宙船のようなカプセルに乗り込む。 ジェットエンジンで滞留しえないそこへは、気球を使って到達する。 気圧の低い成層圏では高濃度のヘリウムでさえ、微笑な浮力しか得られないため、その気球の大きさは5,100立方メートルにも達する。
青い水の星と輝く大気の層を眼下にダイブする危険は予測不能の事態も起こりえた。 落下中のきりもみが発生すると秒間4回転以上もの速度に達し、遠心力によって血行が遮られ死に至る。 乱気流の層を必ず通過するため、強風にあおられて進路を逸脱するとサポート不能の事態も起こる。 そしてもう一つの偉業である速度である。 そのスピードは僅か40秒ほどで時速1342.8キロにも達し、音速の1.24倍にもなった。 音速を超えた振動は人体にどのような影響を与えるか予測しきれておらず、危険に飛び込む必要があった。 結果は無事パラシュートにより減速が成功し生還したが、歴史上最も早い弾丸になった人間となった。
このプロジェクトのスポンサーは飲料メーカーのレッドブルで、同チームには50年前にそれまでの記録を保持していたキッティンジャー氏がいた。 その時すでに高度3万1300メートルを成功させていたのだから驚きである。 バウムガートナーさんも彼がいたおかげでとてつもなく心強かったのではないだろうか。 また予断だが、超高高度や気圧のかからない宇宙空間にいくと、体内にある窒素が関節部で気泡化して激痛を発生させる。 そのため上昇前のパイロットは長い時間をかけて酸素を取り込み、窒素を体内から除去するらしい。
今回の偉業はマリアナ海溝の深部を撮影するために単独で潜り、記録を作った映画監督のジェームズ・キャメロンに重なるものを感じた。 一流企業がスポンサーにつき、広告ビジネスを成功させることでプロジェクトを成立させている。 人類の未来を切り開く無謀ではない情熱をもった挑戦が、こういった形で成功することは実にアメリカらしいと感じた。 近代のおバカな国の好奇心に僕は頼もしさを感じる。
2012/10/15 11:35
内容: | カテゴリー:現代
最近は日本、中国、韓国の話題で紙面が賑わうことが多くなった。 領土問題を問題と感じない日本人にこのような報道がなされることは非常に滑稽だ。 一般の日本人からしてみたら、豚に国旗の画を描いたり、他国旗をもやしたり、天皇陛下に軽口を叩いたり、 キチガイが騒いでいるようにしか感じられないであろう。 中国や韓国民にしてみても、日本人を真に挑発・抗議しているというよりも やはり自国の政治や現状への落胆を遠回りに批判しているだけなのかもしれない。
そもそも、尖閣諸島と竹島の問題はかなり抱えている要素が異なっている。 日中、日韓関係がそれぞれ違うのも明らかではあるが、実効支配の事実や歴史的な背景が異なっている。 尖閣諸島に関しては、古くから日本政府が実行支配しており、第二次大戦後の沖縄返還の際に 米軍から正式に日本の領土として返されている。 また最近の米パネッタ国防長官も一貫して日米安全保障条約の適用範囲であると明言しており、 国際論争の余地がない状況である。 中国は拡大する国力と国内問題と外交戦略のせめぎ合いの中、軍事衝突なき対外圧力をアジア圏全域に広げている。 南シナ海を巡り日本、中華民国、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシアと、チベットを巡りネパール、インド、パキスタンと、アムール川・新疆を巡ってロシアとといった感じだ。
日中の関係は東アジアにおいて長い歴史を抱えているので、それぞれの対人関係や利権が裏で相当絡んでいるのであろう。 次回は日韓関係を中心に考えてみよう。
2012/06/15 10:34
内容: | カテゴリー:現代
学生の頃アメリカに短期間留学しており、ある日田舎町で行なわれた「Festival of Flight」と言う地元のお祭りを体験した。それは自分の人生を大きく変える出来事で、今でも脳裏から離れることはない。当時将来のことや恋愛のことで悩んでいた自分に、人はほんの些細な出来事で大きく羽ばたける、そんな想いにさせてくれたお祭りだった。普段は真面目そうに、つまらなそうな日々を送っている(ように見えた)大の大人が、満面の笑みを浮かべ子供のようにはしゃぎなら過ごしているのを見て、半ば生きる意味を見失っていた自分がすごくちっぽけに思えたのと同時に、人生にはつらい日々もあれば、こうやって笑っていられる日々もあるんだと言う事を学んだ日だった。
人の一生とはとても矮小でちょっとした巡り合わせで大きく変わってしまうものである。そんな小さな一生が折り重なるように人類の歴史が彩られて行く。行くあてもなく、地上を彷徨う人たちはやがて大空へ希望を見出し、やがては暗黒の大海、宇宙へと飛び出していくのだろう。このブログでは、そんな今を生き魂を燃やす人の歴史を、より深く学び分かち合い広く共有していこうと思う。
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